オリジナルなミシン刺しゅう
ミシン刺しゅうを使ったキルトは、まだそれほど多くは見かけません。私たちは市販の刺しゅうデータは使わず、オリジナルな刺しゅうデータを作って刺しゅうを作りキルトを飾っています。
刺しゅうデータはブラザーの刺しゅうプロというソフトを使って作っています。
刺しゅうデータを作る方法には主に2つの方法があります。
マニュアルパンチ
縫う方向や糸の色を指定して刺しゅうパターンを自由にデザインすることできます。隣のパターンとの重ね合わせを指定することによりグラデェーションのあるパターンを作ることができます。 柔軟性の高い方法ですが、高度なスキルが必要です。
オートパンチ
「イラストレーター」などの別のソフトで作った図形データを変換して刺しゅうデータを作ります。限られた糸の色を選択することもあり、変換したデータが思い通りのものになっていない場合がありますが、糸の色や縫う方向を調整することにより修正することができます。マニュアルパンチのようにグラデェーションの部分を作ることはできません。
刺しゅうの大きさは刺しゅうフレームのサイズで限られてしまいます。そこで一つのデザインを複数のパターンに分けてデータを作り、それをつなぎ合わせたり、パターンの端を重ね縫いすることにより大きな刺しゅうを作ります
次の写真は9つの刺しゅうパターンのデータを作って90p x 30cmの大きな刺しゅうにした例です。
ブラザーの刺しゅうプロを使ってマニュアルパンチでデザインする方法を動画で紹介します。